今年ももうすぐアドヴェントに入ります。
アドヴェントとは、ラテン語の「Adventus」に由来する言葉で、「到来」という意味を持っており、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間として教会では大切にされています。
この「到来」には3つの意味があります。
まず1つ目は、今から2000年余り前、つまり過去において、イエス・キリストがこの地上に救い主として誕生した「到来」。
2つ目は、イエス・キリストが「終わりの日」、つまり未来において再び来られるという「到来」。
そして3つ目は、今、私たちひとりひとりの心に、イエス・キリストが来られるという「到来」。
この3つ目の「到来」の意味が理解されなければ、クリスマスは、イエス様の誕生日という単なる年中行事になってしまいますし、主の来臨についても、「アルマゲドン」だ何だといって、何か恐ろしいものとして誤解されてしまいます。
12月22日(日)にクリスマス礼拝、12月24日(火)にクリスマス賛美礼拝を守ります。
皆さんおひとりおひとりの心に、イエス・キリストが来てくださっていることを感じつつ、ともにクリスマスをお祝いできることを願っています。